2016年03月

デグーの性格①~性格なんて気にしない?!


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デグーさんの性別による性格の違いを簡単にご紹介していきます。


まず僕がレアをお迎えした時、やはり男の子か女の子かで迷いました。

ネットでもたくさん調べましたし、ペットショップの店員さんにも

できるだけ詳しく話を聞きました。

どちらが自分に合っているかを判断したかったのですが、

その時の僕の結論としては…

「どっちでもいいやーー」でした

そのときの簡単なデグーの性格の認識としては

オス・・・ 

● メスに比べて比較的なつきやすく、

単頭飼いの場合、甘えん坊な子が多い。

● 生後半年くらいからマーキング行動が始まり、

おしっこの臭いが強くなる。

●多頭飼いだと争いが心配。 
    



メス・・・ 

● 子を産み育てるからか、警戒心の強い子が多い。

● メス同士であれば多頭飼いも比較的スムーズにできる。


正直このくらいでした…

単頭飼いと多頭飼いでも変わってくるようですが

レアをお迎えする段階では、僕は、近い将来もう1人デグーさんを

飼うなんて夢にも思っていませんでした。


それでも悩んだのは、


「オスにしてすごくなついてくれるのは嬉しいけど、ずっと遊び続けるわけにも

いかないから、お互いに寂しい思いをしちゃうかもなぁ…



「メスにして、もし全く触れなかったりしたらどうしよう…


まぁ、悩んでもしょうがないことでダラダラと悩んでいました


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結果としては、初めてデグーさんを見に行ったときに、


たまたま1人で水槽の中にいたのがレアでした。

そして、たまたまレアが女の子だったというだけのことです。

レアが男の子だったとしても、おそらくお迎えしていたと思います。

その反面、多頭飼いを決心した後のビビの時は

悩むことはありませんでした。

僕は、繁殖を希望しているわけではないので

「多頭飼いなら女の子しかないな

と決まっていました。



そんなわけで、当初の僕の心配事は

「レアが僕に慣れてくれるかなぁ

「マッサージとかさせてくれるかなぁ」

ということでした。


次回からは具体的なレアとビビの性格についてご紹介したいと思います。



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デグーのおやつ②

今日は、おやつなのか副食なのか僕の中ではよくわからないものを

ご紹介します。 

ご紹介するということは、実際に僕もレアとビビにあげているものです。

そしてもちろん、2人とも大好きで 

その食べっぷりや取り合いっぷりを見ていると

「これはおやつだなぁ~」とも思ってしまいます。


それは


 
乾燥させた桑の葉 です。

桑の葉には、糖の吸収を抑える働きもあるようなので 

おやつというよりも健康食品的な位置づけで

ほぼ毎日少量づつですが、ペレットをあげる前に食べてもらっています。



そして次に紹介するのが


 
これは同じKAWAIさんのそのまんま天日干しシリーズの中のパパイヤの葉です。

実は、レアをお迎えした当初から購入していたのは、そのまんま天日干しシリーズの中の

「たんぽぽの葉」という商品でした。

数ヶ月間、継続して購入していたのですが、おそらく季節要因だとは思いますが

夏ごろから徐々に商品が在庫切れになっていき、最近では全く売っていません。

すごく気に入っていたので、かなり探したのですが

どうしても無いので、今はこのパパイヤの葉をあげています。

もちろん、このパパイヤの葉もよく食べてくれるので特に不満はありません。 

おそらくもう少し暖かくなってくれば、再販してくれるのではないかと期待しています。 



最後にご紹介するのは



三晃商会さんの青パパイヤです。

これは完全におやつとして考えているので

週に1回1本(約2cm)くらいしかあげません。

とてもいい香りで、僕もいつも一緒に食べたくなってしまいます…

レアが大好きで、一番目の色を変えて食べています。

ビビは、最初食べなかったのですが、

レアが一生懸命食べているのを見て

同じように食べるようになりました。

この乾燥させた青パパイヤ の商品は、他にもいろいろなメーカーさんが

販売しています。 



【おまけ動画】

今日ご紹介した乾燥した桑の葉 を食べるレアとビビです。

ただ食べているだけです… 

桑の葉を食べるレアとビビ
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おしゃべり動画vol.4 名前の秘密(後編)

今日は久しぶりのおしゃべり動画です。

前回の 名前の秘密(前編) のつづきです。 

今回は、ビビの名前の秘密が明らかになりそうです… 




BGMと音声が入っていますのでご注意下さい。 
 タイトルカード
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デグーのおやつ①

我が家では、レアとビビにおやつをあげていますが

レアのお迎え当初から

どれくらいの量をあげればいいのか?

どんな種類のおやつをあげればいいのか?

すごく悩みました。

デグーさんの飼育に関する情報を集めてみると

やはりこの分野も考え方がさまざまで

この方法が正解!!というものが残念ながらありません。


「 おやつは必要ない! 」

と考える方のブログを読むと


「 なるほど、そう言われてみればそうかも… 」

と思ってしまいますし


「 主食はチモシーで、ペレットがおやつだ! 」

と考える方のブログを読むと、やはり

「 なるほど、そう言われてみればそうかも… 」

と思ってしまいます。


人によって、もしくはお世話しているデグーさんによって

考え方が変わるのかもしれません。

ただ気をつけなければいけないのが

これはデグーさんに限らずペット全般にあることだと思いますが

ペットショップやネットでいろいろな商品を見ると

良さそうなものを全部試してみたくなってしまいます。

「これはレアが好きそうだなぁー」とか

「これならいつものごはんに飽きた時に食べてくれそうだなぁー」

とかです。


僕もですが、人間の食生活と同じように考えてしまって

少しでも多くの種類を食べることが、豊かな食生活なんだと

無意識に思い込んでしまうのかもしれません…

さらには、デグーさんにとって食生活が変わるというこのは

環境が変わることと同じで、大きなストレスになるそうです。

ほとんどのペレットの袋にも

【今までの食事に少しづつ混ぜて、徐々に慣れさせて下さい。】

という注意書きがあるくらいです。

愛するデグーさんのためにしているつもりが、逆にデグーさんのストレスになったり

病気や寿命を縮めることになっているとしたら、こんなに悲しいことはありません。


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2人ともおやつの時は周りが見えません…


今日は、僕の体験を簡単にご紹介します。

 
初めの頃に我が家にあったのは

レア1人に対して

チモシー 5種類

ペレット 3種類

おやつ 3種類

(※具体的な商品名は割愛させていただきます…)

これくらい常備して、レアの観察をしながら

だんだん減らしていきました。

デグー飼育の先輩方のブログ情報のおかげで

糖分に注意して選ぶことが重要であるとか

含まれる糖分にも種類があることとか

いろいろと勉強させていただきました。

そして僕は、その飼育の先生のオススメする商品を

盲目的に信用して購入していました。

有害な成分がほとんど含まれていないということが

わかった上で購入できる安心感は本当にありがたく、

今でも情報をアップしてくださっている先生には

感謝しております。


レアを観察しながら数日おきに種類を変えたりしたのですが

やはりデグー飼育の先生のオススメするものだけあって

「 これは全然食べてくれないや… 」

というものはほとんどありませんでした。

好みで食べたり食べなかったりは多少あります。

商品によって、すぐに食べたり、隠してから後で食べたり

という違いもすごく興味深く観察できました。

そんな体験を通して我が家の方針は決まっていきました。



環境や個体差があるので難しい問題ですが

レアと現在同居しているビビを飼育する上での

我が家の方針としては

「 やっぱり副食とかおやつとかいう前に、まずはチモシー 」


副食の量やおやつの量もチモシーの消費量で決めています。

レアでもよくありましたが、

すごい勢いで食べてくれるからと、ペレットを増やすと

チモシーを食べなくなっちゃった…という状態です。

やはり、デグーさんの歯や体の健康を考えると

病気や年齢で食べられない時は別として

チモシーをモリモリ食べてからの~…副食&おやつです。

ちなみに我が家の副食は、ペレットと乾燥キャベツです。

そして今日のテーマであるおやつは


いつもお世話になっているヘブンさんの
ふりふり大麦 250g/皮つき押し麦 うさぎ モルモット ハムスター チンチラ デグー
ふりふり大麦 250g/皮つき押し麦 うさぎ モルモット ハムスター チンチラ デグー

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100均の小瓶に小分けして保管しています。



そしてもうひとつが 「 えん麦 」です。

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このえん麦は皮付きなので、一粒一粒歯で皮をむきながら食べています。

えん麦は皮付きも皮なしもいろいろなメーカーさんが販売しています。



我が家では週2回のケージの掃除が終わってから

部屋んぽさせていますが、しばらく遊ばせた後に

「掃除している間、待っててくれてありがとね~

と言いながらおやつをあげます。

ケージの前に僕が座ると、おやつがもらえるとわかるのか

レアとビビはすぐに定位置に来ておやつを待ちます。

ちなみに、
レアの定位置は僕の左肩の上

ビビの定位置は、左手の手のひらの上です。

この時あげるのは、先ほどご紹介したふりふり大麦です。

多いのか少ないのかわかりませんが、だいたい10粒づつくらいあげています。

そして、またしばらく遊んだ後に

ケージに帰る合図としてのおやつが「えん麦」です。

えん麦は、ケージの中に帰らないともらえないので

だいたいレアとビビのどちらかが先にケージに入り

えん麦をもらって食べ始めるのを見て、もう1人も

ケージに帰ってくるという流れです。

えん麦もそれぞれに10粒づつくらいあげています。

ペレットはそれぞれ好みがありますが

現在も継続的にあげているこの2種類のおやつは

レアとビビは2人とも大好きで、争うように食べてくれます。


次回は、副食かおやつかわからないものをご紹介します。

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レアのチモシー運び

今年の2月頃から、レアが突然ある行動を始めました。

記事の題名にもなっている「 チモシー運び 」です。

デグーさんは巣作りや遊ぶために

実にさまざまなものを巣に持ち込もうとします。

新聞紙やティッシュペーパーなどがあれば持ち込むデグーさんもいますし 

我が家のレアは今まで、齧り木や小型のおもちゃ、割り箸、

さらにはクッキングペーパーの芯まで持ち込もうとしていました。

※さすがにペーパーの芯は大きすぎて巣には入りませんでしたが

 入り口までは咥えて持っていってました


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ですが、不思議なことにチモシーだけは、敷材として使用している

バミューダヘイも食用としてあげているチモシーも

巣箱に持ち込むことはありませんでした。

「 巣箱の下にペットヒーターを敷いていて常に暖かいので

保温の為の巣材は必要ないのかなぁ  」


なんて勝手に思っていたのですが、

突然牧草パークエリアの敷き牧草から食用のものまで

ありとあらゆるチモシーを 根こそぎ巣箱に運ぶようになってしまったのです…

部屋や巣箱の温度に大きな変化はないので寒いということもないはずですが…


食事の時間に、我が家ではペレットをあげる前に

必ずチモシーを食べてもらうのですが

ビビが食べ始めてもおかまいなしに

ひたすら黙々と1人でチモシーを運び続けます。

見ていると、80%~90%くらい運び終えてから、やっと食べ始めます。

ですので、巣箱の中はチモシーでいっぱいになっているのかと思いきや

思ったより少なくて驚きます

巣箱の中でビビと2人でずっと食べ続けているようです。

レアが現在生後10ヶ月ですので、成長段階での何らかの行動かと思いますが

僕としては、

「 せっかくキレイに掃除したのにすぐ散らかすのかよ~ 」

ぐらいのことですので、今のところやりたいようにやらせています。


3週間くらい続けていたのに、3月の初旬に

突然ピタッとその行動が止まった時があったのですが

1週間くらいしてまた始まりました…


今日は、週に2回のケージ掃除後のレアのチモシー運びの

動画もご紹介します

※BGMがあるのでご注意下さい。

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しつけの方針と失敗②

前回の しつけの方針と失敗① の続きです。


レアのしつけの最優先事項は

「 飼い主である僕を「 噛む 」 ことはダメな事 」

と教えることに決定しました。

もちろん無理なことをするつもりはありません。

時間をかけてゆっくりやろうと心がけていました。

レアが生後2ヶ月で我が家に来てからビビが来るまで

およそ4ヶ月。

僕の指先を噛んだりしたら、すぐに鼻先をはじいて

イヤだよ~っていう気持ちを伝え、すぐその後マッサージを

したりして関係が悪くならないように気をつけていました。

そんなことを、地道に毎日毎日続けた結果…


幸運にも、レアは僕の希望通りに、ほとんど噛まないようになりました

僕は自分のしつけの成果に満足しながら日々のお世話を楽しんでいました。

しかし、そんな幸せな日々は突然終わりを迎えるのです。

それは、ビビを我が家に迎えて2日目…


ビビとの出会いの記事でも書きましたが、

レアとビビがご対面したまさにその瞬間です。

レアとビビにとっては、幸せな時間の始まりだったのかもしれません。

しかし、その時以来マッサージどころか、体に触ることさえ嫌がるレアを見て

僕は絶望のどん底に叩き落されるのです。

一度はレアとビビを飼い主である僕のエゴで隔離しましたが、

心の整理をつけて、すぐに同居を復活させました。

そして、改めて今までのレアとの関係やしつけについて

思い返してみたのです。

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ティッシュの箱と格闘する2人

ペットショップでも水槽に1人でいたレアなので

乳離れしてからは、おそらくずっと1人で暮らしてきたはずです。

そこに、同じデグーのビビが現れたので

その環境の変化も原因の1つだと思います。

レアもそれなりに成長していましたので

「 思春期みたいなものかな? 」

なんて思ったりもしました。

しかし、レアとビビが仲良く暮らすのを見て

僕が一番大きな原因だと感じたのは

僕の実践した「 しつけの方法 」です。



レアとビビは出会ってすぐにお互いの毛づくろいを始めていました。

デグーの飼い主さんならご存知かと思いますが

デグーの毛づくろいの行動は 「 お礼 」 の意味もあります。

デグー同士がお互いに毛づくろいをし合うのも

「 お返しにやってあげる 」 という意味があるようです。

そして単頭飼いのデグーも本能的にこの行動をします。

それは、マッサージをしてくれた飼い主の指などを

毛づくろいをするように 「 甘噛み 」 をするのです。

幼いデグーだと、噛む力加減を学習していないので

時にそれがなかなかの強さの甘噛みになってしまいます。

レアとビビも、同居したての頃は

お互いに毛づくろいの力加減がわからないようで

時々

「 キュイーー (イターイ)」と声を出していました。


思い起こせば、僕は

おそらくレアがマッサージのお礼の意味で

僕の指を甘噛みしていたのを勘違いして

「 レア痛いよーー 噛まないでーー 」

と鼻先をはじいてしつけをしていたのです。

その時の僕は、

「 今は甘噛みでも、成長したら血が出るくらい噛まれちゃう… 」

とビビリまくって「 噛む 」行動全てに対して、必死にしつけをしていました。



デグーに関する知識が増えた現在では、

その行動の意味もわかるし、少し噛まれるくらいは大丈夫になりましたが

今となっては、レアには本当にひどい事をしたと後悔しています…



ですので、お互いに毛づくろいし合えるビビがいれば

お礼しても逆に怒る飼い主なんて見向きもされなくて当然だと思いました。

つまり、レアの急な態度の変化の最大の原因は

飼い主である僕が作ってしまった可能性が大きいのです。



レアとビビが同居を始めたのが2015年の10月末。

あれから約5ヶ月。


ビビは僕と1対1の生活が1日だけだったので

マッサージどころか、体も触らせてくれません。(食事中を除く

レアは、年明けくらいからたまに

以前のようなマッサージをさせてくれることがあります。

レアだけの頃は毎日マッサージしていましたが

今では、マッサージをさせてもらえる時間は

超プレミアムな幸せタイムです。

「 あれっ 今日はマッサージしてもいいんだ 」

と、突然やらせてもらえるので

そんなときは、ゆっくりゆっくり少しでも長くマッサージさせてもらいます。

でもだいたいビビが

「 お姉ちゃん、何してるの~ 」と邪魔してきて終わりますが…

ビビは邪魔するくせに、自分はマッサージさせてくれないので

自由奔放で困った子です…(それでも可愛いのですが

もしビビをお迎えしていなかったら、これらの事全てに

気づけなかったかもしれません。

ビビを優しく迎えてくれたレアにはすごく感謝していますが

僕にとっては、我が家に来てくれたビビにも本当に感謝です


★ おまけ動画 ★

嬉しいのか心配なのか、ビビが来た頃のレアはずっとビビから離れませんでした

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しつけの方針と失敗①

僕は、レアをお迎えしたときから

芸を覚えさせようみたいな望みはありませんでした。 

下調べで、げっ歯類の中でもデグーは賢くて学習能力があるということは

わかっていました。

しかしその反面、トイレを覚えさせるのはほぼ無理であるとか

個体差があるので、どの子も皆マッサージやふれあいを好むとは限らないとか

そういう情報は理解していました。

その上で、

出来ることなら、マッサージをしたり肩に乗せたりしたいけど

無理そうなら諦めよう~ぐらいの気持ちで飼育を始めました。

ところが、想像以上にレアがマッサージもさせてくれるし

膝にも肩にも乗ってくれるので

「 初めてのペットなのに運がよかったなぁ~ 」

と喜んでいました。

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我が家に来たころのレア
マッサージをすると気持ち良さそうにしてくれました


そんな幸せなすべり出しで始まったレアとの生活ですが

1つだけどうしてもしつけに関してこだわっていた事がありました。

それは、「 噛む 」ことです。


僕は子供の頃に犬に噛まれたのがトラウマで

その後、一度もペットを飼育したことがなかったのですが

出来ることなら、僕の手などを噛む事はダメな事なんだと

しつけられればいいなと思っていました。

デグーのしつけについて、いろいろと調べてみると

100%ではないけど、上手く教えればしつけが可能だと

いうことがわかりました。

その時の情報だと

噛んだら、「 それはいけないことだよ 」という意味で

鼻先を軽く指ではじくという方法が一般的のようでした。

もちろん指や手を嫌いになっては困るので

あまり強くやったら逆効果ということでした。

それでも、飼い主さんによっては

「 甘噛みもいつ本噛みになるかわからないから 」

という理由で、飼い主を噛むという行動の全てをしつけの対象にしている

という方もいらっしゃいました。

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マッサージをしていると、手の中で寝てくれました


僕は、本当に噛まれるのが怖くてしょうがなかったので

「 よし 我が家も噛むことに関しては、この方針でいこう 」

と決心しました。

つづく

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ビビとの出会い⑥(最終回)


 ビビに関しては、ほぼ全てと言っていいほど想定外の出来事の連続で

つくづく「命」って難しいけど興味深いなぁ~と思ってしまいました

今一度、ビビが来てからの出来事を整理すると、


想定外その1

ペットショップですごくおとなしい子の中でも、とりわけおとなしい子を

選んだつもりなのに、我が家にきた途端、

ものすごい勢いと表情でケージ齧りを始める。

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想定外その2

1週間くらいは環境に慣れるために、ステップキャリーで過ごす予定だったが

ケージ齧りの激しさに僕がビビッて、2日目には水槽ハウスに引越し。

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想定外その3

我が家の環境に加えて、レアともお互いに慣れてもらうために

1ヶ月くらいケージと水槽ハウスを近づけて過ごしてもらう予定だったが

レアの存在を確認したビビの鳴きが、あまりに止まらないので

根負けして、お迎え2日目にご対面イベントをしてしまった。
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想定外その4

まだお互いに慣れているとは言いがたい状況の中、レアとビビが初対面したが

驚くほどスムーズに、何の問題も無くレアも受け入れてくれた。

ビビもお姉さんか母親に会ったようなかんじで、ずっとレアについて歩き回っている。



たった2日間でいろいろとありすぎて、僕も半分パニックでした…

しかし、完全に予定より早いですが、レアとビビが同じケージで

生活をスタートすることができて、ホッと一安心です。



同じケージに入ったレアとビビ。

最初は戸惑いながらも、明らかにビビを気遣ってる動きを見せてくれるレア。

ビビは一通りレアに甘えた後は、ケージの中をウロウロと探検し始めたり

チモシーを食べたりしていました。

出会いの最初は問題がなかったとはいえ、いつ争いが始まるかわからないので

しばらくは目を離さずに観察していたのですが

レアとビビはまるで本当の親子か姉妹のように仲良くて

本当に安心しました。



そして丸1日が経過した頃…

ビビを我が家にお迎えして3日目…

僕にとって
最大の想定外の出来事が起きるのです。


いつものように、朝ごはんをあげようとケージに近づくと

今まではレアだけでしたが、その日からはレアとビビが

仲良く巣箱から出てきてくれました。

ビビはまだあまり刺激しないほうがいいと思い

軽くレアをマッサージしようと手を伸ばすと…


女の子でありながら、マッサージが大好きだったレアが…

1日に何回もマッサージをおねだりしてきたあのレアが…


普通に僕の手から逃げるのです

レアをお迎えして4ヶ月…

初めてのことでした…



最初は僕も

「 あれっ どうしたレア? 大好きなマッサージだよ~ 」

なんてのん気なことを言っていたのですが

触ろうとする僕の手から必死に逃げるばかりで

結局一度も触らせてくれないままその日は終わってしまいました。

僕にとっては一番想定外であり、一番ショックな出来事でもありました。

それまでの4ヶ月の間、マッサージをしてもらっているレアの表情を見るのが

本当に幸せな時間でしたので、

これからはそれが見れなくなってしまうのか…??

もしビビもマッサージをさせてくれなかったら…??


これからは、ごはんをあげて掃除をするだけの飼育環境になってしまうのか…?



悩みました…



久しぶりに、本当に悩みました。




もともとデグーは野生動物

こういう状況になる可能性があることも含めて

ペットを飼育するということなんだ

それはわかっているけど…

ごはんと掃除だけをひたすら毎日…

ただ2人のデグーを眺めるだけの飼育に耐えられるのか…

ペットの飼育経験がなかった僕がやりたかったのは何なのか…


今目の前にいるレアとビビは、何の問題もなく仲良く過ごしているのに

なんでこんなに悩んでいるんだ…



ペットを飼育する人間として、こんなことで悩むことは

あまりに自分勝手で良くないことなのはわかっているけど…

その時の僕は、それまでのレアとの生活があまりに幸せだったからか

心の整理が全然つきませんでした。

もちろん、ビビをお迎えすることを決断したのは僕ですので

ビビに対する愛情は全く変わりませんでしたし、むしろレアとの相性が

良かったことを心から喜んでいました。レアにも感謝していました。

しかし、ほぼ丸1日悩んで僕が出した結論は…



「 まだ我が家に来て3日目だし、問題がなさそうとはいえ、

レアとの同居はちょっと早いな 

もうしばらくは予定通りに別々のケージで暮らしてもらおう 」



完全に自己中な結論です…



でもその時の僕は、その状況を笑って受け入れることができなかったのです。


ペットの飼育を通して自分を知る…

なんで心の狭い人間なんだと、正直、自己嫌悪に陥りました。

そして、1日ぶりにレアとビビを隔離…

「 レアと一度ご対面したからビビは少しは落ち着いてくれるかな? 」

淡い期待を抱いていましたが、そんなに上手くいくはずもなく

ビビは隔離後数分で、再び鳴き始めたのです。

レアのほうも、ビビがケージからいなくなったからマッサージさせてくれる

というわけではないようで、少しは触らせてくれるのですが

以前のようなマッサージはやはりさせてはくれませんでした…

そしてその間ずっと鳴き続けるビビの

「 キュイ~ キュイ~ 」という鳴き声は、

もう僕には

「 お姉ちゃ~ん お姉ちゃ~ん 」

としか聞こえなくなっていました。



それからさらに丸1日、僕は仕事中もずっと悩み続けていました。

まぁ、悩むというよりも、自分のするべきことはわかっていたので

心の整理をするという作業に時間が必要でした。


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最近のレアとビビです


そして隔離から2日後

平常心を取り戻した僕は、ビビをレアのケージに戻しました。

その時のレアとビビの様子は、初対面の時以上に嬉しそうに見えました

この日から、僕とレアとビビの3人共同生活が本当の意味で始まったと思います。



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ビビとの出会い⑤(レアとご対面)

ビビが我が家に来て1週間くらいはステップキャリーの中で

環境の変化に慣れてもらおうと思っていましたが、

想定外のビビの豹変ぶりに

予定をかなり前倒しして2日目には水槽ハウスに引越ししたところまでが

前回の記事です。


水槽ハウスに引っ越してからは、あの激しいケージ齧りも

なくなりました。(齧るケージがないから当たり前ですが…) 

だいぶ落ち着いてきたので、水槽ハウスをレアのいるケージの前に置いて

レアがいる環境にも同時に慣れてもらおうと思いました。

20160322-032211-625

当然、レアにもビビがいる環境に慣れてもらわなくてはなりません。

ペットショップの店員さんにもアドバイスを頂いていましたし

ステップキャリーの中でケージ齧りをしているビビを見て、

レアも落ち着かない様子だったので


あせらずゆっくりと1ヶ月くらいかけて様子を見てみようと考えていました。



ところが…



ここでまた想定外のことが起こってしまったのです



レアのいるケージの正面に水槽ハウスを置いて、

お互いの存在だけは確認できる状態にしていました。

レアはウロウロと走り回ったりするだけでしたが

ビビは


「キュイ~~ キュイ~~


とレアを見ながら鳴き続けるのです

とにかくずっと鳴き続けるので、一度水槽ハウスを

ケージから見えないところに移動したのですが

それでも、レアの回し車の音などが少しでもすると

「キュイ~~ キュイ~~

が始まってしまうのです。

20160322-032257-988


もしかして、兄弟とか母親だと思っているのかな…

1人だと寂しいのかな…


そんなことを考えていると、ビビの鳴き声が

そういう風にしか聞こえなくなり、自分がすごく

ビビにひどい事をしているんじゃないかという気持ちになってしまいました

ペットショップに電話して相談したり、ネットでいろいろと調べたりしている間も

ビビは、とにかくずっと鳴き続けていました。


我が家にビビをお迎えしてから、想定外のことが続いているので

やはりここは飼い主であり親代わりである僕が決断しなければと考えました。

そして、何かあったらすぐに隔離できる状態を作ったうえで

レアとビビを直接会わせてみることにしました。

もちろん、僕の予定では早くても1ヵ月後のイベントだったので

まさか2日目に急遽イベントを開催するなどとは

夢にも思っていませんでした。

それだけに、僕の緊張感もかなりのもので、

いきなりケンカが始まったらどうしよう…とか

どちらかがショックで病気になったらどうしよう…とか

不安な気持ちしかありませんでした。

とにかく、少しでも様子が変だったり

争う行動がでたら、すぐに隔離しようと準備して

おそるおそるレアとビビのご対面イベントを決行したのです

今日は、その時の動画をご紹介します。

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 ↑ ↑ 上の画像をクリックするとyoutubeに移動して動画が再生されます。
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いやぁ~


ビビは鳴きやみましたが…


僕が泣きました…


この時の心境といったら…

心配していた事態にならなくて安心したのと同時に

レアに対する感謝の気持ち…

レア、優しくてありがとう

2人を見ていると、ビビがレアをお姉さんか母親のように感じているのが

伝わってきます。

この後も、レアはずっとビビが危なくないように見守る感じで

ビビのそばについていてくれました。

ビビも毛づくろいをしたり、レアにしてもらったりしながら

ケージ齧りやずっと鳴き続けていたのがまるで嘘みたいに

おだやかに過ごしていました。



 
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ビビとの出会い④(我が家に来てから)

ビビをお迎えした後の予定として

ステップキャリーで1週間くらいかけて我が家の空気に慣れてもらう。

その後、大きめの水槽に引越しして1ヶ月くらいかけて

レアとの共同生活を目指す


こんな流れが目標でした。

もちろん、ビビや迎える側のレアの状態が最優先なので

様子を見ながら臨機応変に対応していこうと思っていました。


ビビが我が家に来てくれた日の、ビビの豹変ぶりは

前回の記事 ビビとの出会い③ でも書きましたが、


とにかく、ケージ齧りをひたすら続ける

   ↓

ペレットを食べる

   ↓

ちょっとだけ寝る

   ↓

そしてまたケージを齧る

の繰り返しでした…

あまりにケージを齧るので

お迎えした翌日には、水槽ハウスに引越しして

ゆっくり我が家に慣れてもらうことにしました。

20160314-183324-989
※レアが使っていた牧草パークのおさがりなので、齧られたあとがたくさんあります…

ペレットやおやつをあげながら遊ぶこと2時間…

ようやく僕の手からおやつをもらってくれるようになりました。

といっても、すぐにビビの安全地帯に帰ってしまいますが…

今日は、その時の動画をご紹介したいと思います。

  20160325-212809-728
 ↑ ↑ 上の画像をクリックするとyoutubeに移動して動画が再生されます。
※スマホ・タブレットでご覧の方は、上の画像をタップしてご覧ください。

 
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歩き方もまだぎこちないのですが

とても可愛くて、時間を忘れて遊んでいました 



 
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